未経験エンジニアが就職活動時に大切にした方が良いポイントって何?
未経験エンジニアの人にとって、就職活動はとても労力がいるものだと思います。
エンジニアといえば高収入というイメージもあり、
就職活動の時点で、「給料」を重要視している人も多いのではないでしょうか。
ですが、「給料」を重要視しすぎてしまうのは、それよりも大切なものを取り逃がしてしまうのでオススメしません。
みなさんの今後のキャリア形成がより良いものとなるように、
本記事では、未経験エンジニアの方向けに
就職活動時に大切にしてほしいポイントについて紹介したいと思います。
報酬=お金、ではない
本題に入る前に、まず知っておいてほしいことについて書きます。
報酬という言葉を聞いたとき、「お金」をイメージされる方は多いと思いますが、
報酬はお金だけではありません。
実は「報酬」にはいくつか種類があります。
報酬は5種類
仕事の報酬5種類
- 精神的報酬 (楽しさ・喜びを感じる)
- 技能的報酬 (能力・スキル・経験が増える)
- 金銭的報酬 (給与やボーナス、福利厚生など)
- 信頼的報酬 (社会的信用・人物評価が上がる)
- 貢献的報酬 (メンバーや仲間の育成に関わる)
※こちらについては、尾石晴さんの「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」で紹介されています。
このように報酬は金銭的なものだけではなく、
いろいろな種類があるということを知っておいていただけたらと思います。
未経験エンジニアが「給料」を重要視しすぎるのは注意
前章でお伝えしたように、報酬には様々な種類があることを踏まえた上で、
私は未経験エンジニアという立場の方が重要にすべき報酬は下記だと考えています。
・技能的報酬 (能力・スキル・経験が増える)
特に技能的報酬を第一優先事項として捉えた方が良いと思います。
エンジニアは技術職なので、スキルや経験を積めば積むほど市場価値が高まる傾向があります。
未経験の0(ゼロ)の状態から、1にする作業が本当に大変で難しいですが、
1にしてしまえば後は経験を積むほどに楽になってきます。
最初はアルバイトやインターンを通して経験を積むのもOK
未経験の状態から就職するのが一番大変なんだよな・・
こう思われる方も多いのではないでしょうか。
どこの企業も正社員やフリーランスだと、即戦力を求めるところが大半で、
なかなか未経験では採用してもらえないケースがあると思います。
中には未経験OKの求人もありますが、数としては少ないですよね。
なので、最初は「経験を積む」「現場で働く」ということを最優先にして、
アルバイトやインターンという働き方も候補にいれてみると良いと思います。
そういった働き方が気にならない人であれば、
案外そちらの方が精神的負担も少なく済むことがありそうですね。
未経験の場合の年収目安は300万
未経験エンジニア向けの求人を見る限り、
おおよその年収は「300万円台」かなと思います。
経験を積んだエンジニアであれば、倍以上になると思いますが、
最初のうちはこれくらいだと認識しておいた方が良さそうです。
300万円という数字は決して多くないですし、
エンジニアを目指して転職される方にとってはシビアな世界かもしれませんが、
最初のうちはある程度、「金銭的報酬」は目を瞑る必要はあるのかなと感じます。
1年経験を積めば転職は容易
前節のように、たとえ最初のうちは「金銭的報酬」が低かったとしても、
「技能的報酬」を得ることができれば、その分「金銭的報酬」としてあなたに返ってきます。
なので安心してください!
個人的には最低1年は経験を積んでから、
次のステップ(転職やフリーランスに転身)に進んだ方が良いと思います。
あくまでも1年というのはただの目安の数字なので、
得られたスキルや経験の質の方が重要です。
未経験のときは、短期的視点ではなく長期的な視点を持とう
これまで何度も触れましたが、
エンジニアという職業はしっかりとスキルや経験を積めば、必ず金銭的報酬は返ってきます。
- 楽しそうな会社だけど、お給料が低いな・・・
- スキルや経験は積めそうだけど、思ったより年収が低いな・・
という風に考えて、バッサリと切り捨ててしまうのは
非常にもったいないことだと思います。
もちろんそれで給料も納得いったものが得られるのであれば言うことなしですが!
未経験のうちは、給料に関しては
「短期的な視点で考えるのではなく、長期的視点で考える」
ように意識していただけたらと思います◎
最後までお読みいただきありがとうございました。
応援しています!