Webコーダーってきついと聞いたことはありませんか?
私はWebコーダー歴2年以上ですが、個人的には楽しくやっています。
とはいえ、やっぱり「きついなぁ」と感じるところは当然あったりもするので、
本記事では「きつい」と感じることについて、くわしく書いていきたいと思います。
こんな人向けの記事です
- Webコーダーってきついと言われる理由を知りたい
- 正直ベースで、Webコーダーの現実を知りたい
- Webコーダーを目指すか迷っているので検討材料にしたい
Webコーダーがきつい6つの理由
②Web制作工程のシンガリを担うのでスケジュールがしんどいときがある
③勉強し続けなければならない
④競合が多い
⑤職場によって収入・スキルアップ度合いが左右される(職場ガチャ)
⑥低単価な案件も多い
このような感じです。
では一つずつみていきましょう!
労働所得のため、収入に限界がある
まず収入には、「不労所得」と「労働所得」がありますが、
コーディングは完全に「労働所得」にあたります。
何もせずともお金が入ってくるということはなく、
案件の数分、収入が発生する
◯◯時間働いたから、その分の対価がもらえる
というように一般的には働いた分に応じて、報酬が発生します。
人は1日で稼働できる時間には限界がありますし、捌ける案件にも限界があります。
なので必然的に得られる収入にも、限界が出てきてしまいます。
大きく稼ごうと思うと、高単価案件を獲得しないと難しくなってきたりしますので、
個人の努力が不可欠になってくると思います。
Web制作工程のシンガリを担うのでスケジュールがしんどいときがある
Webサイトを制作する工程で、コーディングはシンガリ(最終工程)にあたります。
なので例えば、前工程の設計やデザイン工程が押した場合、
納期がずらせない!となると、コーディング工程で遅れを吸収するしかなくなってきます。
私も過去にそういうケースにあたることが多かったです。(結構Web業界あるあるかも)
そのため短納期で納品せざるを得なく、かなりスケジュール的にしんどいと感じることが何度もありました。
これは逃れられないコーダーの宿命だと思って、私は静かに受けとめてます笑
(ちゃんと納期をずらすことができればOKなんですけどね)
勉強し続けなければならない
この業界ではよく言われていることで、勉強をし続けられる人でないと生き残ることは難しいです。
コーディングに関わる技術(HTML、CSS、JS等)は、
定期的に新しいものが出たり、ルールが変わったりと、変化が起きます。
そこにしっかり追いつける人、情報収集ができる人、新しい知識をしっかりと吸収できるような人でないと、コーダーとして活躍し続けることは難しくなってきます。
私もTwitterや技術ブログを見たりして、トレンドに乗り遅れないよう気をつけています。
競合が多い
コーディングは勉強すれば一般的に誰でも出来るようになると言われています。
(プログラミングなどは敷居が高い)
なのでその分競合(ライバル)も多くなってきます。
今ではコーディング界隈は飽和状態になりつつあると言われていますね。
だからこそ、コーディングに加えてプラスアルファのスキルを身につけていく必要があったりするのですが、それは一旦置いておいて・・
やはり競合が多い世界ということは頭に置いておいた方が良いでしょう。
クラウドソーシングサイトで、コーディング案件を獲得しようと思うとかなり競争率は激しくなってきます。
職場によって収入・スキルアップ度合いが左右される(職場ガチャ)
職場ガチャなんていう風に書きましたが、これは私が今まで会社を見てきた中で痛感したことです。
収入について
収入は会社の懐事情に委ねられるケースが多いです。
もちろんコーダーとしての平均単価の相場はあったりするのですが、結局は会社によって決まります。(どこの業界も同じだとは思いますが)
そのため全く同じ仕事内容でも、A社では給料が高く、B社では給料が低いといったことは往々にしてあります。
仕事内容と金額のバランスは実際に働いてみないと分からない部分も多いですが、
みなさんにはコーダーになるからにはしっかりと稼いで欲しいので、会社選びはぜひ慎重におこなってくださいね。
スキルアップについて
- どんなスキルを身につけられるか
- どんなスキルを発揮できるか
これらは結局は職場がもつ案件次第です。
業種やWebサイトの性質によって、使用する技術も変わってきますし、
ワンパターンのサイトを量産するのがメインの職場だってあります。
私はまさにこの部分で後悔していて、
私が入った会社は、WordPress案件がほとんどだったので、それ以外のスキルがなかなか積めませんでした。
自分が目指す方向性とは違ったところで働いていると、思い描くキャリアやスキルが身につけられないので、そういった場合しんどくなります。
逆に求められるレベルが高くて、自身が保有しているスキルでは追いつけないケースもあったりするので、これも同様にしんどくなってしまいますね。
自分が望む経験が積めなかったり、アンマッチが起きる可能性があるので、契約する前にしっかりと確認してくださいね。
低単価な案件も多い
どうしてもコーディングを学び始めた頃や、未経験の場合は低単価になることが多いです。
会社だと初任給が低かったり、アルバイトの時給が低かったり、フリーランスだと低単価案件しかとれなかったり・・
最初は実績を積むために低単価でしか仕事が取れない、なんてこともあるかと思いますので、
やはり労働時間の割に報酬が少ないとなると、きついと感じる人も多くいるでしょう。
時給計算すると千円を下回ることもざらにあります。
ただそこを乗り越えて着実に実績とスキルを積み重ねていくと、必ず稼げるようになってきますので、諦めずに頑張っていただきたいなと思います。
とはいえWebコーダーは楽しい
色々と書きましたが、やはり収入面や仕事面できついと感じることが多いのかなと思います。
とはいえ、私はきついことはありながらも、コーディングが好きで楽しいので、Webコーダーになって良かったなと感じています。
今ではコーディングのお仕事だけで、週3稼働で月30万前後くらいは稼げるようになってきました。
やはり下積み時代はしんどかったですが、諦めずに頑張っているとそれなりに結果はついてくるのかなと感じています。
(とはいえもっともっと頑張らないといけないですが)
なのでこれからもしWebコーダーを目指そうと思っている方がいらっしゃったら、最初はきついかもしれませんが、続けていると必ず身になっていきますので、続けていただければなと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
もし興味があればこちらの記事も是非。