元々は会社員だった私が、6年の社会人歴を経て、
晴れてフリーランスエンジニアになりました。
会社員時代は社会に揉まれ苦しみ、
「独立したい・・・自由に生きたい」と強く思っていました。
ただ退職し、フリーランスになってはじめてわかることもありました。
そこで本記事では、
フリーランスエンジニアになって後悔していることについて書きたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
本当に後悔したこと
勢いに任せてフリーランスになってしまった
元々働いていた会社に関して、私は仕事内容には満足していましたが、
どうしても会社の文化が合わないところがありました。
せっかく好きな仕事をしているのに、それ以外のところでどんどんストレスが蓄積し、
「もう本当に合わないから辞めよう」と思い、
家族に相談の上、2週間後には退職の意向を上司に伝えていました。
いざ退職が決まり、今後について考えた時、
私はフリーランスとして稼いでいく軸が何にもなく本当に焦りました。
めちゃめちゃ無計画ですよね・・・
そこからバタバタとエージェントに登録したり、
クラウドソーシングサイトに登録したりと何か収入の軸を見つけるためにあくせくしました。
会社を辞める前から少しでも行動していれば、こんなに焦らず不安も抱かなかったと思います。
勢いに任せて行動してしまったので、非常に後悔しました。
"フリーランス"という働き方を考え始めた時点で、少しずつ動いて、
少しでも収入が見込める土台をつくっておけば、
すんなりと移行できたのになぁととても後悔したのを思い出します。
私の場合、最低でも以下に登録して情報収集なり、何か案件にトライしてみるべきだったなと思いましたので、
フリーランスエンジニアを目指す方向けに少し紹介しておきます。
フリーランスエンジニアを目指すなら、とりあえずしておいた方が良いもの
- ココナラ で出品してみる
- レバテックフリーランスなどのエンジニア向け求人、案件情報サイトに登録する
- クラウドワークス やランサーズなどのクラウドソーシングサイトに登録する
これには限らないので、皆さんなりに自分で思いついたものや、
少しでもやっておこうかな、やっておいた方が良いかな、と思うものがあれば
是非時間があるうちにトライしていただければと思います。
最初の単価が低過ぎた
例えばクラウドソーシングにしても、エージェントを介して業務委託案件をとるにしても、
最初の単価はなるべく高い方が良いですよね。
つまり安請け合いしない方が良いということです。
これは知人の話ですが、取引先に「とりあえずこの単価で始めてもらえないですか」
「定期的に単価交渉の場を設けるから」と言われ、しぶしぶ最低単価で契約したそうです。
しかし一向に単価交渉の場は設けられず、うやむやにされ、結局2年ほどの時間を無駄にしてしまったそうです。
業務経験がなく、実績を積むことに重きを置いているのであれば、
低単価案件でも心の折り合いをつけられるかもしれませんが、
ある程度スキルを持ち合わせている方であれば、妥協はしない方が良いと思います。
やはり最初が肝心です。
一度案件を引き受けてしまうと、実際単価交渉はなかなかしづらかったりします。
後で単価交渉して徐々に上げていったら良いか、と気楽に引き受けてしまっては、自分がその単価に納得できていないということなので、モチベーションが下がってしまう要因になりかねません。
あまりにも自分に見合わない高単価を求めるのは違いますが、
単価≒自分の価値
だと思って、「安請け合いしない」「妥協はしない」ようにしていただけたらなと思います。
やっておくべき事前準備
ここからは私がフリーランスになる前にしておいたら良かったこと、
しておいて良かったと感じていることについて紹介したいと思います。
貯金
フリーランスという働き方は不安定です。
病気になったり、女性だと妊娠・育児中など、働きたくても働けない状況になってしまったとき収入がゼロになってしまうことも少なくありません。
また事業が軌道に乗るまで時間がかかったりなど、思うようにいかないこともしばしばあると思います。
そういったときでも食べていかないといけないので、
何かあったときのために生活をしていくために貯金は必ずあった方が良いと私は感じています。
個人的には半年〜1年くらいは暮らしていけるような蓄えがあった方が安心かなと思います。
何かあった時のリスクヘッジとして、今のうちから貯金を意識していただくことをオススメしたいです!
自分の市場価値(単価)をリサーチしておく
皆さん、自身の市場価値を知っていますでしょうか?
もし今自分がフリーランスになったとき、どれくらいの単価が妥当になるのでしょうか?
もしこれが分からない・・・といった方がいれば、今のうちから必ず把握しておいてください!
エンジニアの世界だと、スキルや実務経験に応じて単価が決まることが多いですよね。
インターネットで検索するのも一つの手段ですが、なかなか信頼性のある情報にたどり着けなかったり、自分にばっちり当てはまるようなものも少なかったりすると思います。
今後自身がフリーランスになって、いざ単価交渉に入った時、
自分の市場価値を把握していなければ、健全な交渉ができません。
足元を見られて、不当な単価を強いられるケースもなきにしもあらずですよね。
是非ご自身の市場価値(単価)を今のうちからリサーチしておきましょう!
どうやってリサーチすれば良いか分からない方に向けて、
参考までにですが、
私の場合は、レバテックフリーランスの無料カウンセリングに申し込んで、
担当者の方にお話を聞いていただき、大体の相場を教えていただきました。
よく業界のことも知っている方に聞けたので、相談してよかったなと思います。
ポートフォリオを作成しておく
フリーランスエンジニアで案件を獲得していこうとしたとき、
ほとんどの場合、応募段階でポートフォリオの提示を求められます。
もしまだポートフォリオを作っていないという方がいれば、是非今からでも準備を始めて作っていただければと思います。
意外と一から作ろうと思うと結構時間がかかるものです・・・
特に業界未経験の方や経歴が浅い方ほど、作っていただきたいなと思います。
私がエージェントの方に相談した際に教えていただいたのですが、
初心者の方を採用するかしないかは、面接に加えて、
ポートフォリオが重要な判断材料になるとおっしゃっていました。
スキルレベルの確認やその人の意欲も見ることができるということなので、
是非アピールするためにも、隙間時間などを活用して作っていただくことをオススメします!
クレジットカードの発行
少しこれまでと話の毛色が異なりますが、クレカの発行もお忘れなく・・!
フリーランスになると社会的信頼が低い立場になってしまいかねません。
もしクレカ発行を考えている方がいらっしゃれば、
できれば会社員のうちに手続きを済ませておくことをオススメします。
また個人的には、事業用クレジットカードを作っておくことを特にオススメしたいです。
私もフリーランスになると決めてから、事業用クレカを作成しましたが、
作っておいて良かったな〜と思います。
理由は確定申告時の記帳がとっても楽になるからです。
もちろんこれまで使用しているクレカを使うこともできますが、
これはプライベートの明細・・・、これは事業用の明細・・・と
いざ仕分けするときに判断する手間が増えるので結構苦労します。
私はリクルートカードを事業用口座として使っていますが、
ご自身が気に入ったもので何でも良いと思いますので、
是非事業用カードの作成をしていただければなと思います!
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事で書いたことはあくまでも私の主観によるものなので、
是非色んな方の意見も見ていただき、情報の取捨選択をしていただければと思います。
フリーランスを目指す方は今のうちから準備を進めて、私のように失敗しないようにしてください・・・
皆さんのこれからの活動が成功するよう願っております!