私は新卒でIT企業にSEとして就職し、
その後Webコーダーに転身、現在ではフリーランスとして活動中です。
最近ではプログラミングスクールが続々と出てきて、
ITブーム、プログラミングブームなどと言われることも多くなってきた気がします。
私はWebコーダー歴2年以上になりますが、
その中でこの道を選んで良かったなと感じることが多々ありましたので、
本記事ではそれについてシェアしたいと思います。
これからWebコーダーを目指される方やWebコーダーに興味がある方に参考になれば幸いです。
では早速いきましょう!
Webコーダーになって良かったと思うこと
手に職がつく
まずはじめに、中にはこのような方がいらっしゃるのではないでしょうか?
- その会社でしか活かすことのできない仕事が多い環境にいる
- 汎用的なスキルが身につかない仕事をしている
このように会社独自のしきたりや文化に沿った仕事をしなければならないことも多くあるのではないかと思います。
しかしながらそういった仕事のスキルは他ではなかなか役に立たなかったり、
自分のキャリアにおいて武器になりづらくなってくると思います。
一方でWebコーダーは専門職の一種なので、
一度スキルを身につけることができれば、生涯の大きな武器になり得ます。
その後の働き方が広がったり、キャリア形成をしていく上での大きな土台になるでしょう。
汎用的なスキルが身につくことは、Webコーダーの大きな強みであり、利点と言えるのではないでしょうか。
転職や副業をしやすい
手に職がつくと転職や副業もしやすいです。
この業界はスキルを身につければ誰でも仕事のチャンスがあります。
今ではクラウドソーシングサイトなどもあり、個人で案件獲得することも難しい話ではありません。
スキルや経験があれば、転職・就職もかなりしやすいです。
たとえ本業で違う仕事をされていたとしても、
Webコーダーとして副業でお金を稼ぐことも可能な話なので、
そういったように仕事の幅を広げられるのもメリットの一つと言えるのではないかと思います。
ITリテラシーが上がる
コーディングを勉強していたり、Web事業を手掛ける会社と関わっていると、それにつれてITリテラシーも上がっていきました。
- パソコン操作
- タイピング力
- プログラミンスキル
- 検索力
- 情報の目利き力
特に4番目と5番目の力についてはググることが多い職業柄、プライベートにおいても非常に役立っています。
こういった力は仕事以外の場面や、Web業界以外の業界でも活用できるような汎用的スキルなので結果的に身について良かったなと感じています。
ブランクがあっても復帰しやすい
例えば女性であれば出産・育児などでどうしても長期間休まないといけないことも出てきますよね。
Webコーダーとしてある程度実績があったり、スキルが高い人材であれば、
多少ブランクがあったとしても社会復帰はかなりスムーズだと思います。
これも手に職があるからこそではないでしょうか。
とはいえWeb業界は、技術革新のスピードがかなり速いので、
知識のアップデートや継続的な勉強は必須になってきます。
ブランクの期間にもよりますが、ブランクを埋めるような努力はある程度必要にはなってくると思います。
働き方が自由で生活しやすくなる
今回使っている「自由」という言葉には、
- 場所にとらわれない
- 組織に縛られない
という2つの側面があると思っています。
これは私自身が強く感じていることです。
場所にとらわれないというのは、この仕事はPC1台あればできる仕事なので、かなり身軽なのです。
最近ではコロナの影響もあって、完全リモートOKの企業も多くなってきたので、
在宅で仕事、コワーキングスペースで仕事、旅先から仕事、
というのも全然可能です。
私も現在はフルリモートで働いていて、家が主な職場になっています。
通勤もなくなりましたし、本当に快適でありがたいです。
組織とはここでは会社を指しています。
Webコーダーという職種は独立や開業するのに向いているため、
無理に会社に属して働く必要はないと思っています。
もちろん会社員として働くことも可能ですし、独立してフリーで働くことも可能です。
要は選択肢が広がって、働き方を自分で選べるようになるのです。
私の場合は会社を辞めてフリーになりましたが、
個人的には今の働き方があっているなぁと感じています。
ただこれは個々の価値観や考えで違ってくるので、その場面になったときに色々と比較検討して選んでいただくと良いと思います。
参考までに下記記事でフリーランスになって良かったことについて、
会社員時代と比較して色々と書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
それなりに稼げる
これはみんなが気になるところですよね。
私はWebコーダーは、「稼げる」と思っています。
ただ「それなりに」とつけているのには理由があって、
- 実務経験がないと単価が低く設定されがち
- 持っているスキルによって単価が変わる
- 案件や取引先によって金額がまちまち
・スキルが不足していれば身につける
・経験が足りていなければ経験を積む
というように不足している部分を補えばその分必ず返ってくるようになります。
※会社員は給料なので、それ以外のお話です。
Webコーダーは専門職なので、普通にアルバイトをしたりするよりは単価は高いです。
例えば私が知っている取引先は業務委託で契約した場合、
未経験枠でも時給2000円スタートです。
時給2000円の仕事ってなかなかないのでは?と思います。
さらにスキルがあればそこに上乗せです。
クラウドソーシングでの案件だと1000円代もザラですが、
(クラウドソーシングは本当に安すぎる案件がある・・泣)
ちゃんとした取引先と契約すれば、非常に現実的な話です。
楽しい
最後は個人的な感想になりますが、Webコーダーとして働くのはとても楽しいです。
私は元々プログラミングが好きだったり、ものづくりが好きだったというのもありますが、
やはりWebサイトをつくるのは完成した時に達成感がありますし、やりがいもあります。
何かをつくりあげるというのはやはり楽しいですね!
どんどん自分で勉強してスキルアップする工程も好きですし、
アラサーになっても日々成長できているのが感じられるので、
Webコーダーという仕事に挑戦して良かったなと感じます。
女性にこそ目指してほしい
今では未経験からでもWebコーダーを目指せるようにたくさんのスクールが出てきていますね。
そういうものを活用すれば、未経験でも目指せる時代になったんだと思います。
これまで述べてきたように、Webコーダーとして働くメリットは多くあります。(と私は思う)
共働きが浸透してきた今、もっと働く場所であったり、
働くスタイルというものは自由化して良いと思います。
プログラミングやコードを書く仕事というと男性のイメージがどうしてもあるかもしれませんが、
本記事で書いてきたようなメリットがあるからこそ、女性にも目指していただきたい職業だなと感じます。
この記事が参考になれば幸いです。