ググる力、検索力はエンジニアには欠かせない必須スキルです。
最初の頃って検索しようにも、上手にキーワードが出てこなかったりしますよね。
どのように検索かけたら良いかわからない方もいるのではないでしょうか。
ただわからないことがあったとき、人に聞くよりも自分で調べた方が何倍も早く解決することが多いです。
エンジニアにとっては業務を効率的に進めていく上でググる力は欠かせません。
そこで本記事では、そんな重要スキルである「ググる力」を高めるための方法を紹介していきます。
ググるときのコツ
具体的ワード + 調べたいこと、で検索する
必ず検索するときには、「具体的ワード」を入れるようにしましょう。
例として、パソコンのショートカットキーについて調べたいとします。
しかし自分のパソコンがWindowsなのかMacなのかによって欲しい情報が異なってきますよね。
仮に「Mac」の情報が欲しいとして、下の例のように検索してしまうとWindowsのショートカットキー情報ばかりが表示されてしまい、欲しい情報にすぐにたどり着けません。
▼ショートカットキーのみで検索(具体的ワードなし)
このようにMacという具体的ワードが抜けていると、
あまりにも抽象的な検索になってしまうので、不要な情報が混じりがちです。
必ず具体的ワードを入れるようにしましょう。
▼Mac ショートカットキーで検索
エラー文で検索
エラーを解決したいときは、必ずエラーがどこかに出力されているので、
そのエラー文コピーして検索するようにしましょう。
もしエラーコードがあるならエラーコードも入れて検索するとより情報が絞り込まれて良いです。
補足ですが、私がこのようにエラー文で検索するときに気を付けていることは、「言語名」を先頭につけるようにしている点です。
PHP エラー文...やJS エラー文...といったような感じです。
結局ははじめに紹介した具体的ワードを盛り込むということがここでも重要になってくると思います。
一回で答えを出そうと思わない!悩みを言語化する
段階的に検索して、知りたい答えに辿り着けることもよくあります。
コーダー向けの例になってしまいますが、例えば以下のようなよくある機能を作りたいとなったとします。
ただこの機能の名前がわからない、どうやって実装方法を調べたら良いかわからない場合があると思います。
そういったときはとりあえず、目の前にある状況を整理して言語化してみることが大事です。
例えば、ボタン クリック ふわっと出てくる バツボタン 閉じるとそのままの情景で検索してみます。
少し多めくらいのキーワードを盛り込んでOKです。
そうすると1ページ目にそれっぽいワードでモーダルという言葉がいくつか見つかります。
ここでモーダルという具体的キーワードをゲットできたので、さらに深く調べたい場合はjs モーダルのように検索をかければ更に最適な情報を得ることができます。
このように最初は具体的なワードが思いつかなくても、抽象ワードで検索して自分で見つけていくことができます。
一回で思うような検索結果にたどり着けなさそうでも、一度言語化して検索してみると良いです。
Twitterで検索してみる
Googleでも欲しい情報が得られなかったときは、Twitterを利用してみるのも手です。
私は結構Twitterで調べることも多いです。
Twitterだと同じような問題で困っている人が見つけやすいなと感じます。
さらにそのツイートに返信があればそちらも参考になることが非常に多いです。
Googleなどで調べるよりかは、検索結果が少なくても結構リアルな情報が散りばめられているので活用してみると良いと思います。
英語で検索してみる
日本語文献で情報が得られなかったら、「英語」で検索してみると解決することが多々あります。
プログラミングやコーディングに関しては世界中にエンジニアがいるので、英語で検索する方が圧倒的に情報量が豊富になってきます。
- 検索言語を英語にする
- 英語で検索する
このように英語文献を探す方法として上記がありますが、
私の場合ブラウザで検索言語を英語にするのが少し面倒なので、2の方法を使うことが多いです。
例えば、 how to make modal in jsといったように英語で検索すると沢山情報が出てくるのでおすすめです。
プラスアルファで重要なこと
サイトは複数目を通す
検索結果の一番目だけ確認する、といったことはせず、必ず複数サイトに目を通しましょう。
その方がより多くの情報に触れられますし、自分なりに情報を精査できるようになります。
検索結果が一番目に表示されているから信頼できるサイト、とは必ずしもならないので、少なくとも2〜3サイトは確認するようにすると良いと思います。
公開日もしっかり確認すること
プログラミングやコーディング関連の情報って鮮度が大事です。
古い記事に書かれているものだと、技術の進歩やバージョンの差異によって使えない情報が掲載されていることも多いです。
目安ですが、「一年以内」くらいに書かれた記事をなるべく見るようにすると良いと思います。
▼期間で絞り込む方法
とにもかくにも検索する癖をつけよう
検索すれば大抵の情報は出てくるので、わからないことがあればまずは検索する癖をつけましょう。
検索力が上がれば、エンジニアとしてのスキルも同時に上がっていきます。
検索力が低いエンジニアはその分、成長速度が下がってしまう傾向があるので、
人に質問する前にまずは検索してみる、という工程を一回挟んで自己解決するように心がけていくと良いと思います。
検索力を身につけて、エンジニアとしてのスキルをどんどん高めていきましょう!