コーダーとデザイナーって切っても切り離せない関係ですよね。
私は両者の関係が円滑なほど良いWebサイト作りに繋がると思っていますし、働きやすい環境づくりにもつながってくると思っています。
両者が互いに歩み寄らない姿勢を貫くと、喧嘩勃発とはまではいかないですが、確実に溝ができてしまうと思います。
そうならないためにも、本記事では「コーダー目線」で私が日々気をつけていることについて紹介したいと思います。
デザイナーさんに嫌がられてしまわない行動を取らないためにも、是非参考にしていただけたらと思います。
コーダーの私が気をつけていること
まずは結論から先に書いておきます。
- 指示書をしっかり読む
- デザインに口出ししない
- 自分がコーディングしやすいように勝手にデザインを変えない
- 修正依頼は快く受け入れる
- 出来ないことはちゃんと理由を伝えて丁重にお断りをする
- 中途半端に仕上げたものを提出しない
では一つずつ見ていきましょう!
指示書をしっかり読む
デザインカンプをもらうとき、デザイナーさんによっては指示書を作ってくれていたり、
「ここはこんな風にしてください」と事前に補足コメントを書いてくれているケースがあります。
まずはその指示書やコメントにしっかり目を通して、コーディング時は必ず守るようにしています。
当たり前のことではありますが、急いでいたり、焦っていたり、
コーディングを進める中で忘れてしまうこともあったりしますが、
最後の提出時には指示書を守れているか、必ず最終チェックするようにしています。
デザインに口出ししない
「このデザインは変じゃないですか?」
「このボタンの色は変えた方が良いと思います」
など、ごく稀に口出ししているコーダーの方を見かけることがあります・・
ですが、私はそれはお門違いだと思っていて、あがってきたデザインに対してコーダーがとやかく言うのはあまりよろしくないことだと思っています。
あくまでもコーダーはコーダーなので、デザイナーさんが作られたデザインを尊重すべきだと感じます。
もちろん意見を求められた場合などは、自分が思ったことを率直に伝えますが・・!
ユーザービリティで気になった点は伝えてみる
とはいえ、コーディングする中で、
「実際に動く画面を見ると、ここはこうした方が良いかも」
とコーダーなりに気になる点が出てくる場合もあります。
そういったときは、私は素直にデザイナーさんに伝えるようにしています。
伝えたことで、結果「確かに変えた方がいいですね」と変更になるケースもあれば、そのままのパターンでいくケースもあります。
自分がコーディングしやすいように勝手にデザインを変えない
これってデザイナーさんからするととても嫌なことなんじゃないかなと思います。
- 共通CSSを当てているから、わざわざ専用にCSSを当て直すのは嫌だ
- この余白・この行間の方が良いと(僕・私は)思う
- 多分バレないから、やりやすいようにデザインを変えちゃおう
などとコーダーの勝手な都合で動くのはやめましょう・・!
大抵のデザイナーさんは、デザインとコーディング結果のズレに気づくはずです。
修正依頼は快く受け入れる
修正依頼があれば、デザイナーさんに納得いただけるまで快く対応するようにしています。
私は何人かのデザイナーさんとお話しする中で、
コーディングの修正依頼に関してかなり気を使っているという方が多い印象でした。
「本当はここも気になるけどまあいいか、コーダーさんに申し訳ないし・・」とコーダーに対し遠慮している方も多くいるのではないかと思います。
私はそういったケースをなるべく避けたいので、
確認依頼をするときや、修正完了報告をした際などは、
その他気になる点がございましたら、お気軽にお声がけください。といった感じで末尾にお伝えするようにしています。
もちろんあまりにも細かすぎる修正依頼が繰り返された際は、コーダーも疲弊してしまうのも事実ですが、そのときはそのときで相談して解決していくしかないかなと思います。
出来ないことはちゃんと理由を伝えて丁重にお断りをする
デザイン再現がどうしても難しい場合や、アニメーション実装が依頼通りに実現できない場合もときには出てきます。
そういった場合は、「できません」「無理です」などと一方的に言うのではなく、
理由を伝えた上で丁重にお断りするようにしています。
「こうだったら実現可能です」などとこちらから提案できると尚良いかなと思います。
中途半端に仕上げたものを提出しない
これは特に初回にコーディング結果をデザイナーさんに見てもらう場合の話になりますが、7割・8割の出来で提出しないようにしています。
初めから(自分が)10割だと思う出来で提出するようにしています。
というのも中には、
「どうせ修正依頼がくるんだから、最初から完璧に仕上げなくても良い」と考えている人がいたりもします・・
ですがこの考えだと、デザイナーさんのチェック負担が大きくなってしまうと同時に、
コーダーにとっては、「手を抜く」という悪い癖が染み付いてしまうことになりかねません。
まとめ:コーダーはデザインに対してリスペクトを持って接することが大切
デザイナーの方がデザインを作った意図や思いをしっかり受け継いで、
コーダーはコーディングに取り組むことがとても大事だと思います。
自分よがりに考えるのではなく、リスペクトを忘れず業務にあたっていきたいですね。
一つでも参考になる情報があれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。